特徴ある取り組み

「ミール」とは

「ミール」は、大学生活の食をサポートする「食堂利用前払い制度」です。
すべての基本は「食べること」一人暮らしの学生に限らず、大学生の食生活は乱れがちです。『時間が無いから食べない』『お金がないから食べない』そんな大学生の食生活サポートをしているのが生協食堂と「ミール」です。
3食しっかり食べる習慣を大学生のうちに身に着けてもらいたい。生活スタイル、食習慣は自分の意識を変えることから転換できる。そんな願いを「しくみ」にしたのが「ミール」です。

「ミール」は、2004年にミールクーポンとして、チケット制の食券回数券としてスタートしました。『自分の子供には、食費の心配をしないで、きちんと食事をとってほしい』という保護者の気持ちを生協食堂が「しくみ」にしたものです。
2006年には、「ミールカード」として、ICカードで運用する方式になりました。一年分の食費を前払いしていただき、食堂利用の定期券として、一日あたりの上限額までの食事ができます。
その後、要望やニーズに応えて、その食生活のスタイルに合わせられるよう、昼食のみ(1食)プランから、2食プラン、3食プランと各プランが増えました。2023年からはスマホアプリでの決済で利用できるようになりました。

「ミール」は、学生に対して、健康意識の造成と正しい食習慣を考え選択・実践する力をつけてもらうこと。保護者に対しては、その心配に応え、食事環境とともに、安心のミールプランを提供することをテーマとしています。
将来のためにも自分の身体づくりの基本は「食事管理」という意識を持ち、学生の時から自分で食事を選ぶという力をつけてもらう。学内での生活がほとんどを占める学生にとって、自分の時間管理と食事管理ができるツールは「ミール」として、安心の設計を心がけています。

「ミール」の特徴は、まとめると下記の5つになります

  1. 前払いで食費を確保できる
    年度初めに1年分の食費を前払い頂き、手持ちのお金を気にせず、1年間食事することができる制度です。
  2. 毎日、毎食利用できる
    各プランで1日の利用限度額が決まっています。限度額までは1日何回でも利用することが可能です。
  3. 食事の記録を確認できる
    「ミール」を利用すると「univcoopマイポータル」で利用の状況を確認できます。ご本人だけでなく保護者の方も見ることが可能です。
  4. 栄養価やバランスを工夫できる
    「univcoopマイポータル」にて「栄養バランス」が表示されます。毎食ごとに、食事をしながら栄養価のチェックができます。
  5. 残金は翌年度プランへ繰越できる
    1年間の利用金額が、各プランのお申込み金額に満たない場合は、差額(ミール残高)を翌年度へ繰越すことが出来ます。(継続の場合のみ)

利用している学生の声

『学部に入学した時は、初めての一人暮らしだったので、親とも相談しベストプランを利用して様子を見ようということになりました。結果、4年間ベストプランを利用し続けました。朝食・昼食・部活(運動部)前の夕食とがっつり食べていました。部活の練習でくたくたになっていたので、自分で食事を用意することは無理でしたね。片付までたどり着けなかったと思います。』
『1年2年と「ベスト」プランを利用しています。オープンキャンパスで弘前大学を訪れた時に「学食」の存在を知っていたので、弘前での新生活では食事の心配をしていませんでした。「食事は学食で」と考えていたので、住まいは大学に近いところに決め、3食フルに活用しています。日曜は自炊もしています。学食は すぐに食べられるところが助かります。「ミール」はお財布の中身を気にせず食事ができるところがいいですね。』

保護者さまからの声

『「ミール」があり、食堂でいつでも食べることができていると思うと、親として安心して過ごすことができました。帰省してきても、ひどく痩せることも太りすぎることもなく、元気で過ごしていることが伺われました。』
『4年間お世話になりました。子供の食生活を守って頂き大変感謝しています。利用履歴リストもとても良い取り組みで、安心できました。本当にありがとうございました。』


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