弘前大学出版会
【ns025】Radiation Environment and Medicine Vol.7 No.1
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※本誌は英文表記となります。
弘前大学は、さまざまな原子力関連施設が立地する青森県における唯一の総合大学として、万が一の事態に際して地域の安心・安全を確保するため、被ばく医療に関連する取組みを平成20年度から推進してきており、平成27年8月には原子力規制委員会から原子力災害医療に対応する施設として「高度被ばく医療支援センター」及び「原子力災害医療・総合支援センター」の指定を受けるに至りました。これに合わせて弘前大学放射線安全推進会議の下に「放射線安全総合支援センター」が設置されました。
これまでの弘前大学による被ばく医療関連の人材育成事業の一環として平成24年3月に刊行を開始した被ばく医療に関する学術誌 Radiation Emergency Medicineは、第5巻1号から、より広い分野からの投稿に対応する目的で、誌名をRadiation Environment and Medicineに改めました。
第7巻1号には、MRIの画像診断に関する臨床研究・放射線計測・線量評価・放射線のリスクコミュニケーション等9報の論文に加えて、「平成28年度青森県原子力災害医療実践対応指導者育成研修」の報告が掲載されております。
今後も、放射線防護、線量評価、生物影響、放射線計測、被ばく医療教育、放射化学分析、放射線看護、疫学調査、臨床研究など放射線科学の幅広い分野にわたる論文を掲載していく予定です。
皆様からの投稿をお待ちしております。