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弘前大学出版会

【sk009】白神学入門〈改訂版〉
白神学入門〈改訂版〉
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税込み価格:1,100円 送料別

白神山地には手つかずに近い広大なブナの林が広がっている。ここは世界的にも稀な多雪地域であり、複雑な地形の上に多様な動植物が生息している。また、“マタギ”と呼ばれる人々による狩猟の地として、薪炭材の産地として、鉱山として、古くから人の手が加えられてきた地域でもある。白神山地の中心に位置する16,971haの世界遺産地域は、現在、手厚い保護の対象となっているが、地球温暖化や酸性雨、外来種、人と自然の関わり方など、これを取り巻く環境は常に変化している。白神山地の過去と現在を知ることは、今後の変化に備えるために重要であるばかりか、人と自然の共生の道を探る手がかりとなるはずである。本書は弘前大学で開講されている授業「白神学入門A」の教科書(改訂版)として制作され、13名の教員や専門家がそれぞれの分野について最近の研究成果をまじえながら、白神山地の魅力を多角的に紹介している。

白神研究

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