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弘前大学出版会

【ss031】東日本大震災 弘前大学からの展望[2011-2012] −それぞれの3.11−
東日本大震災 弘前大学からの展望[2011-2012] −それぞれの3.11−
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本書は国立大学法人弘前大学からの震災通信である。自然のすごさがどんなものかを見せつけられた大災害だった。被災地を中心に東北に国内の目、世界の目が向いた。大震災は青森県でも小さくはなかったが、岩手県、宮城県、福島県のものとして語られた。この3県への衝撃と比較されて青森県の扱いが小さいものとなった。
発災から2ヶ月が経って、弘前大学に市民や研究者が集まり、青森県を中心に、弘前市で大震災を語った。災害を引き起こした地震のこと、被災地のこと、避難所のこと、復興過程の問題点、被災を伝えるメディアのこと、弘前からの被災地支援のこと、復興ビジョン、小さな教室でのつぶやきのようなものを続けた。どんな地域にもそれぞれの大震災がある。私たちはそう思って、大震災のことを語り、聞き続けた。その成果が本書である。

1 大震災発生の源としての地震
2 地域社会と東日本大震災
3 東日本大震災―弘前大学の活動―
4 弘前大学震災研究交流会

社会科学

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